LINE@は会員数が増えれば強力な集客ツールになります。
2018/03/19
今回はLINE@の運用点についてまとめてみます。
実店舗系のセミナーでもやり方がハマれば強力な集客ツールの一つで、
なおかつ無料ですので、とりあえずやりましょうって形でよく耳にするのですが、なんとも残念なLINE@が多いです。
(理由はデメリットの部分で)
LINE@の特性や、どのようなターゲットに適しているか?またそれが自社にマッチするか?を理解せずにとりあえずでスタートしてしまう経営者様が非常に多いからでしょう。
またLINE@のセミナーもノウハウなどの深いところまで説明しないセミナーが非常に多いのも原因です。
担当者はやっといて~と社長から放りなげられ一応やってみるが、ノウハウがないから結局放置という悪循環に陥りがちです。
成功するためにはどのように運用していけばいいのか!?それでは事例も含め解説していきます。
LINE@の特性
・初期、月額費用ともに無料で始められるプランあり。(無料プランでは月間1,000通までメッセージ配信可能)
・有料プランは月額費5,400円~ (まずは月間1000通までは無料で使えます。)
・LINE@は基本無料で運用できるツールです。
・ターゲットは若年層ではあるが、LINEの利用率を考えると非常に幅は広い
・BtoBにはあまり向かない (スタンプ発信するような大企業のブランディングは例外です。まず費用も桁違いなので)
・メルマガと違い開封率が桁違い
・クーポンがうてる
などなど、詳細は下記リンクを
LINE@はわかりやすく言うと開封率の非常に高いメルマガです。
私の考えでは、メルマガの理論は共通で使えます。
ある程度の会員数を集めると長期間、飯のタネになるツールということが言えます。
10年前ほど楽天全盛期のころは非常にメルマガが乱立していたの覚えていませんでしょうか?
当時の楽天担当者も、有料ですがメルマガ打つと一気に集客できて売り上げが一気に上がりますとよく言っていました。
値段も色々ありましたが、一発10万~100万とか、なかなかえげつない料金でした。
以前通販サイトで、メルマガ(顧客リスト)を1万件保持してれば一生食えると先輩に聞きました。
事実私も通販サイトを運営してたころは売上上げたかったら、とりあえずメルマガ打てばポンポンと商品が売れました。
現在はメール文化が下火にはなっていますし、ユーザーもスレて来て、とりあえず捨てアドで登録しようかな?って感じで、メルマガも効果が弱くなってきてます。
それに代わって出てきた集客ツールがLINE@です。LINEが電話番号と連動しているため必ず生きているユーザーに情報が届くメリットは非常にデカい!
また基本無料なので、コスパもいいです。
※ともだち数が増えてくると有料となりますが、500人~1000人に到達した段階でかなりの顧客名簿としての価値はありますので
気持ちよくプランを上げましょう。リターンのほうが確実に大きいはずです。
利用ユーザー数も桁外れですし、何よりLINEは見てしますんですよねこれが・・・。
見たくないのに・・・。自分はアイコンの右上に1とかついて放置するのが嫌でとりあえず開いて見てしまいます。
LINE@のメリット・デメリット
メリットしかなさそうなLINE@ですが、ではなぜ挫折する店舗が多いのかはデメリット部分に注目していただければと思います。
●メリット
開封率が高い
優良ユーザーを囲い込める
クーポンが作成できる (ポイントカードも確かつくれたはずです)
無料で集客できる
●デメリット
非常に簡単にブロックできてしまう。
新しいツールを導入させるわけなので、マニュアルを作成しないといけない
→一般的なマニュアルはネットに多数転がってますが、結局自分の店舗、業態、担当者のITスキルにマッチした手法にカスタマイズしないといけない
→それを誰がやるか?負担が大きく忙しくてやらない
友達数を増やすために結構思い切って予算をつぎ込む必要がある(割引を行ったりキャンペーンをしたりなど)
→予算の決定ができない担当者に任せるとこれで失敗しやすい。
後の資産になると考えると思い切って予算を割り振るべきなのですが、ここでケチると失敗しやすいです。
実際100円引きでLINE@登録を~といわれても自分はやりません。だってしょぼすぎでしょう・・
思い切ったお得感を出すべきです!
ツール自体は無料ですが、人的コスト・教育コスト・がかかる。
→担当者にぶん投げパターンですと、結局担当者の負担がただただ増えることになります。
自分で調べて時間を削り、運用にも時間を削りとなりますので、結果作業は後回しにされ挫折します。
気軽な気持ちでやるとほぼ失敗するパターンになりますので、
担当者のITスキルや、経営者の方自身もLINE@を理解し、一緒にPDCAをすすめる覚悟がないとLINE@で成果を出すのは難しいというのを覚えておいてください。
思い付きでやり始めて、優秀な担当者を削って結果が出せないというのは最悪です。
LINE@運用の流れ
では具体的な運用の流れを確認しましょう
1.アカウント開設
2.情報をしっかり登録する
(定番の情報をしっかり載せる・もちろん画像もふんだんに使う)
3.友達数を増やす
4.毎月1~2回情報発信を行う
LINE@運用のポイント
今回のポイントは
3.友達数を増やす
4.毎月1~2回情報発信を行う です。
会員数を増やす
上記で1万件の顧客リストを集めると一生食えるってのがあったと思います。
これは単純に売り上げの計算式でして、
つまりユーザー数さえ一定数増えてしまえば理論的に売り上げがたってしまうのです。
月末売り上げがもうちょいほしいな~!LINE@投稿 → 売上 みたいなこともできるわけです。
友達数を増やすことが一番の問題点でこれを解決できればほぼLINE@は攻略できたといっていいでしょう。
(友達数数を増やすノウハウは下記で説明します)
毎月1~2回情報発信を行う
こちらはLINEの特性であるブロック機能があるためです。いくら売り上げが欲しいといっても月に一回または2回以上配信があるとかなりの率でブロックユーザーが増えます。
もちろんブロックされないような充実した内容であればいいですが、せっかく集めたユーザーにブロックされないように、月1回程度にとどめておくのが無難です。
言い換えると月に一回しか使えないわけです!内容はじっくり考え、ユーザーにかなりメリットのある配信だったり、クーポンを付けるようにしましょう。
何しろ準備期間は1か月あります!
友達数を増やすには?
自店舗、スタッフ、POP、WEB、SNS をすべて使って会員数を集めます。
友達数を増やすためにドカンと割引もしてもいいでしょう!
なぜなら会員数が増えれば囲い込みでずっと売り上げが作れます。
少々の経費は広告宣伝費ととらえ予算をしっかり使いましょう。
上記の認識が甘いために挫折する方が多いです。
※画像のようなPOPはLINE@の管理画面からすぐ生成できますので、これを印刷するだけでもOKです。
具体的な対策方法は
●店舗では見えるところにQRコードから誘導するポップを配置する。
●スタッフはラミレートしたPOPを用いて接客の中に取り込み、お客様をLINE@へ誘導する。割引も併用してお得感を出す(接客マニュアルに組み込む)
●WEBサイトの目立つところに バナーとリンクを設置して、ユーザー数を増やす
●別のSNS (FB,TW,インスタ)などに誘導する投稿を行う。
など行ってみてください。
LINE@の事例
下記サイトを事例としてあげておきます。
現在友達数 3227
月額5000円のプランで運用です。
行った対策
●月一回クーポン配信
●サイトへの組み込み
●店舗スタッフへの指導、マニュアル化
を行いました。
スタッフへの指示マニュアルは徹底的にシンプルすることが成功のコツです。